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【東臨】27回鍼灸国試解説【問125】

まずは問題を解いてみよう。

上腕骨外側上顆炎の患者に対するSOAP方式による記録で、P に相当するのはどれか。
第27回 鍼灸国家試験 問題125
以下、問題の解説です。
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解説

この問題の出題者の意図

SOAP方式を理解しているか。

SOAP方式とは

医療看護の領域において主に使用され始め広がっている経過管理の方法です。

SOAP方式
S:Subjective(主観的情報)
O:Objective(客観的情報)
A:Assessment(評価)
P:Plan(治療計画)

上記4つの単語の頭文字4つを取った要素で構成されている。

これらを踏まえ今回の問題に言い換えて当てはめると、
選択肢の中で治療計画に含まれるものは何か?
を聞かれている事になる。

解答肢を一つづつ確認していく。

タオルがしぼりにくい

これは訴えの一つで愁訴により困っている事と捉える事が出来る。
またこのタオルが絞りにくいというのは、本人の訴えであることから”主観的”な情報である事が示される。

以上より「S:Subjective(主観的情報)」である。

トムゼンテスト陽性

トムゼンテストは理学検査の一つである。
理学検査は愁訴の再現性やスクリーニングを行い、病態を特定していく際に使用する。
この行為によって明らかとされる事(理学検査によって誘発される事)は他の医療者が確認しても得られる情報であるだろう。
これらの事から他者でも理解できる”客観的”な情報である事が示される。

以上より「O:Objective(客観的情報)」である。

短橈側手根伸筋の過緊張

上記のトムゼンテスト同様に、筋の過緊張に関しても他者が触診したのち初めて情報として得ることが出来る。
仮にこれが”短橈側手根伸筋の張感”であったとしたらきっと主観的情報に含まれるだろう。

またトムゼンテスト等の結果を踏まえた上で、
「短橈側手根伸筋の過緊張による上腕骨外側上顆炎」とした場合は、評価に変わるので注意。

以上より「O:Objective(客観的情報)またはA:Assessment(評価)」である。

ここは施術者や評価者の意図する内容や目的によって変わってくるので柔軟に対応しよう。

動作後のアイシング

動作後のアイシングは評価結果のちに子の愁訴に対してすべき内容である事から治療計画にあてはまる。
鍼灸においてはどの筋肉を目標に鍼を打つ、使用する経穴とその目標(補気、補腎等)などがここに当てはまることが多い。

これらより導き出される解答

上記より答えは「腰動作後のアイシング

まとめ

医療連携において医療関係者同士の連携がより必要となっていく中での患者医療情報に関しての出題でした。
1、主観的情報は患者さんの語り全て、
2、それを第三者が言葉を治しスクリーニングなどを行ったのが客観的情報
3、これらを踏まえ愁訴の特定や病態の把握をしたものが評価
4、この評価に対してどのように治療を行ていくのかが計画
と難しく考えず流れで理解できると良い。

その他

他の第27回鍼灸国家試験問題の解説も読む→こちら
試験問題を解く→こちら

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参考・出典

厚生労働省 業務上疾病発生状況等調査結果 2019.9/26アクセス

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