【東臨】はりらぼ!オリジナル問題2019解説【問119】

まずは問題を解いてみよう。

次の文で示す患者の病症に対して経脈の疎通を目的として治療する場合、最も適切な治療穴はどれか。 「52歳の男性。主訴は左手首痛。ドアノブを回す際に痛みが生じる。尺屈、回旋させると痛みが増悪する。」
オリジナル-2019問119
以下、問題の解説です。
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解説

この問題の意図

・この患者の西洋医学的な病態が理解できるか
・この病態部位を流注する経脈とその経穴が理解できているか

選択肢の解説

症例問題は問題文からキーワードを抽出していきましょう

・手首痛
・ドアノブを回すと痛む
・尺屈、回旋で痛みが増悪

まず1つ目のキーワード’’手首痛’’
手首痛をきたす疾患として

・手根管症候群
・ギヨン菅症候群
・腱鞘炎

このほかにも骨折やTFCC損傷などもありますが、鍼灸の国家試験にはこの3つがよく出てくるので、パッと出てくるようにしておきましょう。

2つ目のキーワードは’’ドアノブを回すと痛む’’
皆さんもこの動作をやってみてください!
3つ目のキーワードに繋がります

3つ目のキーワードは’’尺屈・回旋で痛む’’
この動作はドアノブを回すと似ていませんか??
この患者さんは’’ドアノブを回す’’つまり’’尺屈・回旋’’することにより手首に痛みが出るのです。

この尺屈・回旋で手首に痛みをきたす疾患の一つにTFCC(三角線維軟骨複合体)損傷があります。
この疾患の特徴が尺屈・回旋で痛みが増強する、なのでこの患者の病態はTFCC損傷だと考えられます。

 

これで患者の西洋医学的な病態が推測できました。
このTFCCは手首の尺側にある軟部組織です。
ここまでが分かれば答えまであと少しです。

手首の尺側を流注する経脈には少陰心経と太陽小腸経があります。
この二つの経脈に属する経穴のうち、少陰心経の霊道が選択肢4にあるのでそれが正解となります。

今回の問題は尺側に痛みがあったので、この2つの経脈でしたが、
橈側と中央流注する経脈とその経穴もしっかりとおさえておきましょう!

これらより導き出される解答

解答:4.霊道

まとめ

・手首痛を生じる疾患を整理して覚えましょう
・手首の橈側、中央、尺側のそれぞれを流注する経脈と、その経脈に属する経穴を覚えましょう

その他

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